アルパカループ

自分たちが素敵だと思う人に、服を気に入ってもらえるととても嬉しい。
いつもその作品におどろかされているアーティストの言葉ならなおさら。
やわらかなアルパカのループ糸を、ふっくら軽いセーターにするのに
糸から苦心して作り込んだが、そんなことはどうでもよくなる。
「かわいいね」と彼女の嬉しい言葉に、「でしょ!」と大きな声で応える。

¥52,800
Photograph by Shuhei Tonami
Hair and Make up by Yoko Sasaura

ドレープウール

ウールの生地は、男性のスーツのために進化をしてきた背景からか、
良質な生地でも硬さがのこりがちだ。
生地を曲げた時に角になって尖るのを、「ツノが出る」といって、私達は嫌う。
ただ質のよい原料を使うだけでは、このなめらかなドレープにはたどり着かない。

¥55,000
Photograph  by Shuhei Tonami
Hair and Make up by Yoko Sasaura

ウール生地を二重に仕立てる

生地を二重に使うというのはこの上ない贅沢で
しっとりと二枚の生地の重さを着込むと
なんともいえない豊かで落ち着いた気持ちになる。
もちろん、柔らかで、ドレープの良い生地を使った場合に限る。

¥94,600
Photograph by Shuhei Tonami
Hair and Make up by Yoko Sasaura

ウールループストライプスカーフ

繊維が細い上質な羊毛をベースに、
アルパカを混紡した表情のあるループ糸を織り込んだ
空気を孕むような柔らかな肌触りのスカーフ。
二重織りでヨコ糸をそれぞれ織り込み、片側を開いて一枚に仕上げているので
柄ゆきには左右異なるリズムが生まれる。
ふわりと心地よいあたたかさで身を包んでくれる大判のサイズ。

¥51,700
Photograph by Shuhei Tonami
Hair and Make up by Yoko Sasaura

ウールタンブラー

ウールタンブラーは不思議な生地で、仕立て方によって表情が変わる。
裏地をつけてジャケットにしても、一重で軽い羽織りにしてもいい。
何を作っても魅力があるので、つい毎年用意してしまう。
今回はすっきりとした襟元のブラウスをデザインした。
これもまたいい雰囲気。

¥39,600
Photograph by Shuhei Tonami
Hair and Make up by Yoko Sasaura

ウールブルーフォックススカーフ

ブルーフォクスは冬が訪れると雪や氷に同化するよう、
わずかに青みがかった淡いグレーの毛になるという。
毛が抜ける時期にブラシで梳き集めた原料を、
上質なウールと混紡した糸をタテ糸にして織られたスカーフ。
温もりのある滑らかな質感で、新作の純錫のジュエリーとの相性もよい。

※純錫のジュエリーは11月下旬頃の入荷予定です。

スカーフ ¥36,300
純錫のジュエリー ¥13,200 ~ ¥30,800
Photograph by Shuhei Tonami
Hair and Make up by Yoko Sasaura

ラム圧縮 メンズセットアップ

ギャラリストというのは、大概、変わり者や偏屈や神経質で、普通でないが魅力的。
そんな人が多い。
このセットアップも、襟はないし、袖も続きで裁断されていて随分普通ではないけど、
着ればやわらかで心地よい。
魅力的な一着だ。

メンズジャケット ¥74,800
メンズパンツ   ¥53,900
Photograph by Shuhei Tonami

<メンズフェア開催予定>
11/18(金)~30(水) ヨーガンレール+ババグーリ 仙台
11/18(金)~30(水) ヨーガンレール+ババグーリ 東京大丸
11/18(金)~30(水) ヨーガンレール+ババグーリ 心斎橋大丸

ラム圧縮

この生地の名前は”ラム圧縮”で、特に柔らかな子羊の羊毛をフェルトした生地だ。
長年冬の定番生地で、その人気は衰えることがない。
こういう生地で服を作るときは、とにかく生地に真摯に向き合うことだ。
生地のなりたい形にただ手を添えるように。

¥55,000
Photograph by Shuhei Tonami
Hair and Make up by Yoko Sasaura

ラム圧縮

ほどよく目の詰んだフェルト生地は冬の定番生地。
今年はセットアップをデザインした。
買ってみると、揃いで着る楽しみはもちろん、それぞれ単品の楽しみがあるから
一着買ってコーディネイトを悩むよりむしろ得なのではないだろうか。

ジャケット ¥59,400
パンツ   ¥39,600
Photograph by Shuhei Tonami
Hair and Make up by Yoko Sasaura