隙間のある織りを「空羽(あきは)」と呼びます。
普通は溶ける糸等を使い隙間を作りますが、
この生地は手織りの職人が織る時の手加減で隙間をつくっています。
ですから、一反を均一に織るには熟練の技が必要です。
インドの北東部の村の、小さな小屋で、痩せた老齢の職人が、
薄暗い電灯の下で織っていました。
長年の仕事の中で培われた、狂いのないリズムが、
永遠に続くかのように響き渡っていました。
¥33,000
Photograph by Shuhei Tonami
Hair and Make up by Yoko Sasaura