This photo by Noriko Matsumoto
残暑が続いています。この季節に重宝するババグーリの蚊遣りは、
マダガスカルの工房にお願いして作ってもらっているもの。
ドラム缶をリサイクルしているので、少し歪みのある表情に仕上がります。
にぎやかな現地の工房の様子をご紹介します。
まずはドラム缶を叩いて平らに。
溶接、エッジの処理など、細部も丁寧にかたちづくっていきます。
焼き付けをして、鉄の表面を黒く加工。
すすを落として洗いをかけ、さび止めに蜜蝋を塗って仕上げ。
鉄で作品を制作するアーティストのご主人と、
奥さんが二人ではじめた小さな工房は、
今では現地の大勢の人々の生活を支える場となっているそう。
彼らに工房の仕事を教え、たくさんの職人が育っています。
それだけでなく、ご夫妻は職人の子供たちのための学校まで敷地内に作ってしまったとか。
写真の左端に見えるのがその校舎です。
ランチも皆で一緒に。
工房の様子を知ると、さらに愛着がわいてくるようです。
オンラインショップでもご紹介しています。