カランツ

美術書で見つけた、異国の飾り帯のほんのわずかな部分
金糸や、とても小さな鏡で飾り付けられた不思議な植物柄に惹かれ、
その小さな装飾から着想し、新たな柄を描いてみた
踊るように広がる植物柄は、二重編みの生地になって細かな表情を作る
その複雑で繊細なドレープは、柔らかに伸び、
さらりとした着心地に仕上がった

元は名前も分からない植物の装飾から、新たに生まれ変わったこの生地には
小さなベリーの一種である「カランツ」と名付けた



身体を包み込むような やわらかな着心地




両面の色が楽しめるリバーシブル仕立て

カランツ