ふわりと立つ毛羽、柔らかく色が絡み合い、分散し、光のプリズムのように溶け合う
それは裏向きに机に置いていた試作のカットソー
「これ、面白いね。」——デザイナーの一言から始まった、新しい素材作り
そこに見えたのは、いつもは隠れてしまう生地の“裏”の表情
面白いものって、こういった既成概念の外側にあって、
リラックスしてるときに発見できたりする
これだから、物作りはやめられない
表面はジャカード編みの浮糸を 一定の長さにカットしてフリンジ状にした
裏面は柄がくっきりと出て 雰囲気が変えられる
丈が短めの襟付きのプルオーバー
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