スジャプリマトカ

世界から消えゆく希少な手仕事の一つ、スピンドル(コマ)を使った糸紡ぎによる生地

スピンドルとは最も原始的な糸紡ぎの方法で、糸の先におもりをつけ
それを回転させることで糸に撚りをかけていきます
完全に手の感覚のみで作られる糸ですので
機械では出せない太さや撚りの強弱が生まれます

消えゆく伝統の技 スピンドルによる手紡ぎのシルク 機械には出せない 独特な風合いと味わい


スジャプリマトカは、バングラデシュの国境に近い、
インド西ベンガル州のSurjapur〈スルジャプール〉という地域の村で
イスラム教徒の人々が紡いでいた手紡ぎのシルクです
原料はマルベリーシルクで、スピンドルで手紡ぎしています

現在 Surjapurでは紡ぎ手が絶えてしまい
今回は手織りの産地Murshidabad〈ムルシダバード〉近郊で紡いでいます
かつてSurjapurで紡がれていたような太番手のマトカシルクの糸を
スジャプリマトカと呼んでいます
この先もう一度生産が可能なのか、わからないほど貴重な糸
その独特でプリミティブな風合いをお楽しみください



スジャプリマトカのレディスジャケット