ヤクウールのブランケット

ヤクは、おもに中国エリアの高原の一部と、チベットに生息している牛です。
標高3,000メートル以上の草原や岩場で、寒冷な砂漠地帯や氷河地帯といわれるところに生息し、
厳しく過酷な環境において発達したヤクの毛。
寒さから身を守れるよう、やわらかで上質な内側の毛と外側の硬い毛とで覆われ、
その毛は保温性や防水性に優れ、分厚くなっています。
大きなヤクの身体からブランケットとして使用できる毛は、
1頭からわずか300~500gほどしか採れない大変希少なものです。

暖かさはカシミアをしのぐといわれ、高い保温性と軽さとやわらかさが特徴のヤクの毛。
ヤクの原毛の中で実際に使用されるのは、ヤクの大きな身体を覆う剛毛の下に密生している僅かな産毛
から作られており、厳しい冬を耐え抜くために蓄えられたその産毛は驚くほどの柔らかさ。
また、毛が細いため、きめ細やかで、風を通しにくく暖かさを保ちます。


ヤクそのものの天然の色とオーストラリアメリノウールの天然の茶色をオリジナルで紡績し作られた
ババグーリのブランケット。ぜひこの冬、包まれてみてください。

ヤクウールのブランケット