オバケ


一見抽象的な柄は、よく見つめると、不思議な生き物達。
松浦秀昭の描いたこの柄は、彼曰く、”オバケ”だという。
そうか。八百万の神々、妖怪、付喪神に精霊たち。
これらを私達日本人は、愛嬌をもって”オバケ”と呼ぶのだ。
そういえば、ヨーロッパの友人が、日本のBAKEMONOはとてもユーモラスでかわいい
と言っていたのを思い出した。
きっとこの愛らしさは、超常の存在に対する、私達の敬愛によるものだ。

服のデザインに合わせてジャガード編みの生地を製作し、
一着ずつ手作業で丁寧に裁断して縫製されたカットソーのドレスやプルオーバー
ベースは薄すぎず、さらりとした肌触りが心地いい

大きく真ん中に構成されたオバケのプルオーバー
大胆に柄を配置したドレスも色使いによってなじみが良い




オバケ