凹凸のある綿のチェック地は夏に着たらきっと心地よいだろう、とひと目でわかる。
心地よさの理屈は置いておくとして、またすぐにやってくる、
あの水気に満ちた日本の夏。
準備のほどはいかがだろうか？

￥39,600
Photograph by Shuhei Tonami
Hair and Make up by Yoko Sasaura

ヨーガンレールの定番生地の人気の秘訣は原料にある。
繊維の長く、やわらかなスーピマ綿を原料に、強撚して糸をつくっている。
強い撚りをかけてしまうなら、そんなにいい綿を使わなくても。
と思われそうだが、しっかり撚りをかけたあとでもなめらかさは健在。
材料だけはごまかしがきかないのは料理も服も一緒。

パンツ　￥41,800
Photograph by Shuhei Tonami
Hair and Make up by Yoko Sasaura

薄いギンガムチェックの生地に絞り染めを重ねる。
絞り染めの伝統は世界中に広く見られ、その地域によって技法も様々だが、
日本では技法それぞれの名前にも工夫が見られて楽しい。
このドレスの絞り技法は”木目絞り”という。
絞りと染色はインドで行った。

ドレス　　￥66,000
スカート　￥63,800

Photograph by Shuhei Tonami
Hair and Make up by Yoko Sasaura

大きな襟をケープのように着こなす。
胸元のシルエットをドレープで隠し、エレガントに見せてくれる。
隠すというのは消極的なように聞こえるが、知慮を持って秘すなら、
品格とセンスになる。

￥52,800
Photograph by Shuhei Tonami
Hair and Make up by Yoko Sasaura

今年も、春夏の服たちが揃いました。
こちらから最新コレクションをご覧いただけます。

ババグーリ 清澄本店　5/12(金) – 23(火)
ヨーガンレール+ババグーリ 青山　5/12(金) – 23(火)
ババグーリ 京都　5/12(金) – 23(火)
84　5/12(金) – 20(土)
keu　5/13(土) – 21(日)

ヨーガンレール+ババグーリ 仙台　6/9(金) – 19(月)
ヨーガンレール+ババグーリ 岐阜　6/9(金) – 20(火)
ヨーガンレール+ババグーリ 東京大丸　6/9(金) – 20(火)
ヨーガンレール 新宿高島屋　6/9(金) – 20(火)
ヨーガンレール+ババグーリ 心斎橋大丸　6/9(金) – 20(火)

強撚フライス、この生地は、もう20年以上前から
ヨーガンレールのコレクションで使われてきたが、
ここしばらくお休みをしていて、久しぶりの復活となる。
強い強撚によるドライな肌触りが、苦手という人と
最高という人に分かれる生地でもある。
毛羽になりにくく、ドレープ性が高い。
マットな表情は何を縫ってもシックに仕上がるし、洗濯にも強い。
上下で同じ生地を合わせられるカットソーなんてなかなか無いので、
ファンの皆さんに、この復活を朗報として伝えたい。

トップス　￥26,400
Photograph by Shuhei Tonami

コートの型紙を、腰ですっぱり切って落とした。
生地はカーディで、シャツにしてもいいくらい軽い。
さっと羽織れて、シャツともジャケットとも違って、
なかなかいいねショート丈のコート。と言ったら、
こういう上着はブルゾンと呼ぶのだと諭された。
でも、この軽やかな新鮮さを害されたくなかったので、
頑なにショートコートと呼んでいる。

ショートコート　￥55,000
パンツ　　　　　￥46,200
※パンツは5月下旬頃の入荷予定です。

Photograph by Shuhei Tonami

撚りの強い糸を織り交ぜ、縮ませて凹凸を出す。
英語ならサッカー、日本なら縮みだろうか。
この生地は日本産なので、”縮み”と呼びたい。
夏らしい清涼感を七分袖のシャツで。

シャツ　￥31,900
パンツ　￥41,800

Photograph by Shuhei Tonami