49人の参加者ひとりひとりの目を活かして、
ここでしか出会えない商品を紹介する市場が、銀座松屋で開催されます。
デザイナー・ヨーガン レールも出展者の一人として、127個のババグーリの石と、
64個の小さな貝を詰め合わせた箱を3つ、特別なババグーリの小さな黒い瑪瑙石、
また、ババグーリの写真集を販売します。
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自然ほど魅惑に満ちたものはありません。びっくりすることばかりです。
ただし時間をかけて注意深く、時には間近でじっくり見なくてはなりません。
インドのある川の干上がった川床では、一見したところ泥まみれの無数の砂利の中に、
信じられないほど美しい瑪瑙が隠れていました。
かたちも色も様々で、その多様さは無限です。
きっかけはジュエリーの素材にする石探しでした。
発見するたびに興奮し、そのわくわく感を楽しみました。
その結果、中でも特にめずらしく面白い石を写真に撮り、
一冊の本にまとめました。
タイトルは『ババグーリ』。
私の記憶に間違いがなければ、とても小さな貝殻を見つけたのは、
ある年の夏休みをタイの個人所有の島で過ごしたときでした。
あれほど複雑精緻な模様の貝殻を見るのは生まれて初めてでした。
一週間というもの、浜辺の散歩以外にこれといってすることもなかったので、
私はもっともっととばかり貝殻集めに励みました。
集めた貝殻はすべて、すじと三角形から成るという
デザインのテーマは一貫しているのですが、
ひとつとして同じ柄はありませんでした。
いったい何の働きに促されて、
貝たちは自分の家をこんなふうに飾ろうと決めるのでしょう。
ヨーガン レール
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詳細はこちらのスライドショーをご覧ください。
(クリックするとスライドショーが始まります)
また銀座目利き百貨店開催中、同じくイベントスクエアでは
銀座手仕事直売所が開催されます。
ババグーリ松屋銀座店では、この展覧会に合わせ、
手仕事を活かしたババグーリの陶器や南部鉄器のアイテム、銅製品、やたら編みの籠、
手彫りのチーク材のスツールや手織りの手ぬぐいを販売します。
また、南の浜辺の自然によってかたち作られた珊瑚のはし置きの数々を集めました。
ぜひご覧ください。
銀座目利き百貨街2
会期: 2012年9月26日(水)~10月1日(月)
会場: 松屋銀座8階イベントスクエア
url: http://designcommittee.jp/mekiki2/
ババグーリ松屋銀座店
10:00-20:00
東京都中央区銀座3-6-1, 7F
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