投稿者「sugisawa」のアーカイブ

コットンリネン二重織薄手

ガーゼのように柔和な二重織の生地。
細い糸でふっくらと織ると、空気を含んで軽く織りあがる。
服を着るというのは、極端に言えば、空気を纏うこと。
肌のすぐ外を、空気の層で覆っているのだと思う。
この服を着ると、そんなことがわかってくるみたいだ。

ロングジャケット ¥79,200

Photograph by Shuhei Tonami
hair & make-up Yoko Sasaura

ベリー

味をつける低木の柄が、レリーフのように編み込まれた生地。
ドレープがよく、下着も響かずに着られる。
いちごのせいか、ベリーというと日本では春のイメージだけれど
欧州では夏の始まりを告げる実り。
さあ、そろそろベリーの季節だ。と、この服を羽織るのももう間近。
 
ブラウス ¥33,000
Photograph by Shuhei Tonami
hair & make-up Yoko Sasaura

スモッグ

細かな凹凸のある綿生地に、やわらかなグラデーションを描いた。
南国の緑に溶け込む緑の他に、ベージュの配色があり
それを見たときに、砂塵に煙るニューデリーの美しい朝を思い出した。
それが排気ガスと祭りの爆竹によるスモッグだったと後で知り
裏切られたような悔しさが忘れられず、皮肉をこめて。
 
ブラウス ¥37,400
パンツ ¥50,600
 
Photograph by Shuhei Tonami
hair & make-up Yoko Sasaura

アコヤ貝のケシパール

ケシパールとは、貝の中に入った異物や不純物などから身を守るため
に貝が真珠層を巻きつけてできるもの。
核を入れてできる有核真珠とは違い、偶発的にできるため
天然無核真珠などと呼ばれます。
その構成のほとんどが真珠層のみで形成されるテリの美しさが特徴。

個性豊かな独特の輝きを放つケシパール。
下記店舗にて期間限定でご紹介いたします。
ぜひ見にいらしてください。

東京大丸 5/8(水)~26(日)
日本橋高島屋 5/9(木)~26(日)

Photograph by Shuhei Tonami
Hair and Make up by Yoko Sasaura

バッキー

薄手のプリントドレスは、何より夏を待ち遠しく思う一枚。
宇宙船地球号を唱えた、バックミンスターフラーの
今も色褪せることのない言葉を、松浦秀昭がカリグラフィーとして描いた。
夏を待ち遠しく思うのも、この地球が健康であればこそ。

ドレス ¥68,200

Photograph by Shuhei Tonami
hair & make-up Yoko Sasaura

リネンカーディ

もともとインドにリネンはなかった。
だから、リネンを持ち込んだのは他文化圏の人で、それがカーディと出会った。
カーディは織物の歴史の中で、遺産と呼ぶべき偉大な伝統だ。
しかし、それを不可触の置物にしてしまっては生きた文化とは呼べないだろう。
文化はふれあい、まじりあい、育まれる。
じつに、心地のよい生地が生まれた。

ドレス ¥68,200
スカーフ ¥28,600

Photograph by Shuhei Tonami
hair & make-up Yoko Sasaura

コットンリネンキルト

リネンとコットンを重ね、ステッチで埋め尽くした。
刺繍と呼ぶにはあまりにアブストラクトで、キルティングと呼ぶには
あまりに無秩序なミシンワークは、生地に深い陰影を生み出す。

レディスジャケット ¥121,000
スカート      ¥159,500
メンズジャケット  ¥143,000

Photograph by Shuhei Tonami
hair & make-up Yoko Sasaura

コットンリブ

肩にショールを巻いたようなプルオーバー。
Tシャツでは少し物足りない時に、コーディネイトを格上げしてくれる。

プルオーバー ¥30,800
インナー   ¥22,000
パンツ    ¥42,900

Photograph by Shuhei Tonami
hair & make-up Yoko Sasaura

リネンスヌード

ごく薄手の手織りのリネンで仕立てたスヌード。
日除けに頭から纏ったり、冷房よけに肩を覆ったり。
様々に巻き方を工夫できる。

スヌード ¥19,800
ドレス  ¥57,200

Photograph by Shuhei Tonami
hair & make-up Yoko Sasaura