Photo by Isao Hashinoki
冬のニットというと、天然素材でも様々な素材がある、
柔らかさならカシミア、なめらかな手触りならアンゴラ、
素朴な表情のアルパカ、その他、ヤク、オポッサム、モヘアなど、
様々な獣毛はあるけれど、羊毛を置いて他にこれほど多く使われてきた
素材は無いだろう。
もちろん、人によってはウールはチクチクしたり、縮み易く手入れが難しい等、
敬遠されることもあるようだが、これはピンからキリまで様々な品質のウール製品が
世に出回っているからで、メリノ種の純血種のみから取られるメリノウールに限っては、
手触りも良く、手入れも簡単で、長く着られる良い素材だと思う。
適度にコシがあり、カシミヤ等に比べて毛玉も出来にくく、いつまでも新品のような
美しさを保ってくれる。もちろんそれは、素材が良いだけでなく製糸が的確で、
良い品質の糸だからで、適度に毛羽がおさえられているので、
同じ素材を重ね着しても張り付かずに着ることができる。
発色の良さもウールの特徴で、鮮やかなピンクも深みがあり、嫌味なく着れる。
カーディガン ¥33,600(税込)
素材: 毛100%
色: オフ白, クロ, 灰水, あやめ, ピンク, 茶